伝統は進化する Evolution in Tradition
青森市を代表する「ねぶた」。このねぶたならではの「技法」や「表現」に焦点をあてた新しい創造的なクリエイションNEBUCOを、15名のねぶた師と青森のクリエイターと共に発信していきます。
AOMORI NEBUCO FESTIVALとは
「AOMORI NEBUCO FESTIVAL」は、ねぶたを構成する水、炎、動物、剣、衣、装飾、文様など細部の「表現」と、ねぶたならではの「技法」に焦点をあて、15 名のねぶた師によって制作されたNEBUCOを地元アーティストやクリエイターの作品とともに展示します。
また、このNEBUCOをもとに青森で活動するさまざまな分野のクリエイターたちと、新しい商品の開発などを通じて発信を行います。
実施内容
3つのプログラムを中心に開催します。
NEBUCO Exhibition
NEBUCO Exhibitionは、15台のNEBUCOと、その制作風景を取材し制作したクリエイターによる動画作品や、スチール写真の上映、またNEBUCOにインスパイアされたアーティストによる作品の同時展示などを予定しております。
NEBUCOと地元アーティスト、クリエイターの作品を車両甲板にて展示
観覧無料:Exhibition専用口から入場(9:00-19:00)
NEBUCO Workshop
プレ企画として、(一社)青森市国際交流協会と共催で、市内小中学校にてグローバルサインボードのワークショップと、イベント期間中もクリエイターやアーティストによる行灯型のミニNEBUCOを制作するワークショップも開催します。
NEBUCOから発想したものづくり体験(10:00-17:00)
NEBUCO Products
NEBUCO をもとにデザインされたテキスタイルによって制作される製品の販売を予定しています。
NEBUCOをもとにしたテキスタイルによる商品販売(10:00-17:00)
開催テーマは「波」
今年が「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の就航60周年※1」であり、また2025-2026年は「みなとまち・あおもり誕生400年※2」の記念事業を開催することから「波」をテーマに制作されたNEBUCOを展示します。
※1:1964年に竣工され、今年の7月31日に60周年をむかえるため、この時期を中心に記念イベントなどを計画中。
※2:2025年、2026年にそれぞれ訪れる「青森開港の契機から400年」と「青森まちづくり400年」に向け、多様な団体と連携しながら、市民が育んできた文化・伝統・歴史を継承するとともに、港湾を中心としたまちづくりの意識啓発、賑わい創出に取り組み、記念プロジェクト「みなとまち・あおもり誕生400年」に備えていくこととしている。
NEBUCO(ねぶこ)とは
ねぶたの創作の技法によって作られた、ねぶたの「一部」を示す作品をねぶた本体作品と区別し、また、ねぶたの「ねぶ(NEBU)」に、「共同、協力」を意味する接頭語「CO」と、「発想、概念」という意味の「COncept」、津軽弁で愛着のあるものを「~っこ」と呼ぶことから、NEBUCOとしました。
NEBUCO制作者(ねぶた師15名)
北村 隆(第6代ねぶた名人)、竹浪 比呂央(第7代ねぶた名人)、北村 蓮明、内山 龍星、大白 我鴻、諏訪 慎、北村 春一、北村 麻子、立田 龍宝、手塚 茂樹、林 広海、吉町 勇樹、福士 裕朗、塚本 利佳、野村 昂史(順不同、敬称略)
開催概要
イベント名称 | AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024 ※読み方:あおもり ねぶこ ふぇすてぃばる にせんにじゅうよん |
テーマ | ー波ー |
会期 | 2024年7月31日(水)ー 8月12日(月) |
会場 | 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(青森市柳川1丁目112-15地先) 車両甲板、多目的(大)ホール、ほか |
主催 | AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024実行委員会 実行委員長:葛西 崇(青森商工会議所専務理事) 青森市 青森市教育委員会 青森商工会議所 公益社団法人青森観光コンベンション協会 青森ねぶた運行団体協議会 青森公立大学国際芸術センター青森 一般財団法人青森市文化観光振興財団 あおもりアーツカウンシル NPO法人あおもりみなとクラブ A.I.R.S/エアーズ(事務局) (順不同) |
協力 | 一般社団法人青森市国際交流協会(AIVA) デジタルハリウッドスタジオ青森 |
お問合せ | AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024実行委員会事務局 青森市桜川1-3-16(ギャラリークレイドル内) TEL: 090-3685-7811 E-mail: contact@nebuco.jp |