内山 龍星 うちやま りゅうせい UCHIYAMA Ryusei
NEBUCOを見る1962年、青森市に生まれる。1976年に千葉作龍第5代名人の弟子となる。
1987年より大型ねぶたを制作。現在は、青森市PTA連合会、消防第二分団ねぶた会・アサヒビールの大型ねぶたを制作。
今回の「波」については、あえて下絵を描かず、気持ちで作るようにした。
ねぶたの技法を生かしながら、覆い被さるような勢いのある波をイメージし制作する。色彩については、現在は大いに悩んでいる。紙の白さをそのままにするか、色つけするか。色彩にあわせて、照明の色味も変わるので、さわやかな白さを生かすような昼光色か、昔ながらの電球色かなど、検討中である。波というテーマは、さまざまに解釈できる分とても難しい。
たとえば「火」を表現するとしたら、どちらから風が吹くか、勢いはどうかなどのストーリ ーを考えて制作している。動きをだす構図を意識している。
(NEBUCOでの)商品化は難しいよー!最初から作るものを決めてやるとねー。
この事業は西くん(市長)の想いもあるんでしょ。(中学校の先輩として)頑張ってやらなきゃならないよねー。AOMORI GOKANの事業に連携するのもよいね。
青森のねぶたが1980年に重要無形民族文化財に登録され、その際に伝統を守る!ということで制作のさまざまな取り決め事をした。いまの若い方はわからないかもしれない。自分は、いまもそれを守って制作をしている。