野村 昂史 のむら たかし NOMURA Takashi
NEBUCOを見る1975年、五所川原市生まれ。
2003年から竹浪比呂央第7代ねぶた名人に師事。
2023年、プロクレアねぶた実行プロジェクトで大型ねぶたデビュー。
公式サイト: http://takenami-nebuken.com/
波を正方形にブロックのように切り取ってみたいと考えた。そして、羊羹のような色が層になっているようなイメージもある。
長年、つがる市の福祉作業所と交流があり、そこで作られている牛乳パックから作られた紙を利用する。今回の作品では、この「御縁」を作品に込めてみた。また、摩った青墨、そして大型ねぶたの手や指を作る際に短くなって使われなくなった針金を使って制作する。廃材を残したくはない。
無謀な夢ではあるが、水の中で作品を展示してみたい。また経年劣化で針金が錆びていく、自然の中でも。今後もねぶたを取り巻く環境や技術は進歩していくと思うので、できないことはないでしょう。
このようなコラボレーションを行うことで、ねぶた自体の価値もあがるだろうし、そのようなキッカケがNEBUCOであると思っている。また、このような取り組みは継続することがとても大事である。