2024.05.17ねぶた師

北村蓮明

きたむら れんめい KITAMURA Renmei

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1948年、双子の弟として青森市に生まれる。

小学4年から兄弟でねぶた作りを始め、1962年、中学2年で第2代ねぶた名人北川啓三に師事する。

1967年に兄弟で大型ねぶたを制作。

1978年より、ふたたび大型ねぶたを制作。現在は日立連合ねぶた委員会、パナソニックねぶた会を制作している。

公式サイト:http://rennodan.com/

とにかく悩んだ。下絵も何枚か描いた。どのような動きにするのか、また、決まったサイズ(W1.2×D0.9×H0.9m)に納めるように考えるのも難しい。現在、形はできたが(紙貼りし蝋書き中)、色彩はもっと悩んでいる。色で波の荒々しさを表現したいが、濃い色をつけたくはない。まだ悩んでいる。

細部は、ねぶたの人形部分を生かすようなものである。細部の表現は、ねぶたの場面の物語を引き立たせるためのもので、大事な部分である。すでに、この夏の祭の大型ねぶたの細部のパーツで制作小屋はでいっぱいになっている。だから、自宅で今回のNEBUCOを制作している(ご自宅の居間で製作中)。 

とても面白いと思う。ふふふ。

コロナ禍で時間があったので、自宅玄関の吹き抜け部に天女が舞い降りるようなねぶたを作った。「でも、お客さんきても誰も気づかないんだ。笑。」 

奥様談: 

天井の天女を眺めながら「女の顔は息子のほうが美人だよ。」 

ダイニングに御子息の春一さんが幼稚園時代に制作した牛若丸を表現したねぶたの面が飾られていて、奥様にお話をうかがったところ、ねぶたの講習会のときに作ったもので、第3代ねぶた名人の佐藤伝蔵さんが笑いながら「大物になる。」とおっしゃったそう。「おでこの位置に目があるよね。話聞かないで作ったからだよね。」 

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